オンラインとオフラインデータを駆使して<br />生活者の届ける最適なコミュニケーションとは
テレビがインターネットに接続可能となり、ネット由来のサービスがテレビで利用できるようになりました。ハードウェアの進化に伴い、スマートテレビが登場し、放送の視聴以外にも、インターネットを通じて多様なサービスを享受できるようになってきました。2017年時点でインターネット対応型テレビを利用してインターネットを利用した世帯は14.3%に達しており、今後、インターネットに接続する視聴者がテレビコンテンツを視聴する機会がさらに普及・拡大が予想されます。
このようにテレビ受像機が高度化されることで、これまでとは違った活用が生じてくることにもなります。
「視聴ログ・視聴データ」は、視聴者の番組視聴の趣味嗜好が反映されるデータあり一方、その利活用については、個人情報保護を前提に慎重に扱う必要があるのは言うまでもないことです。
とはいえ、検討委員会の中間答申において「放送事業者は、同時配信等のネット配信サービスを提供することにより、視聴データ等の視聴者の行動に関するデータを取得することも可能となる。こうしたデータは、放送コンテンツに対する視聴者ニーズの詳細な分析などの放送事業への活用だけでなく、デジタルマーケティング(ターゲティング広告やマーケティングプランニング等)などの分野にも有効に活用できる可能性があり、従来の放送事業の枠を超えた新たな事業の展開に繋がる可能性もある。」と指摘していて、視聴データの利活用による放送サービスの多様化・高度化が放送局のビジネス面においても大いに期待されるところとなっています。
以上のことから、テレビ視聴ログ・データを巡り、各方面で活発になっているメディアログビジネスの最前線を、各方面の専門家を招いて、議論いただきます。
このようにテレビ受像機が高度化されることで、これまでとは違った活用が生じてくることにもなります。
「視聴ログ・視聴データ」は、視聴者の番組視聴の趣味嗜好が反映されるデータあり一方、その利活用については、個人情報保護を前提に慎重に扱う必要があるのは言うまでもないことです。
とはいえ、検討委員会の中間答申において「放送事業者は、同時配信等のネット配信サービスを提供することにより、視聴データ等の視聴者の行動に関するデータを取得することも可能となる。こうしたデータは、放送コンテンツに対する視聴者ニーズの詳細な分析などの放送事業への活用だけでなく、デジタルマーケティング(ターゲティング広告やマーケティングプランニング等)などの分野にも有効に活用できる可能性があり、従来の放送事業の枠を超えた新たな事業の展開に繋がる可能性もある。」と指摘していて、視聴データの利活用による放送サービスの多様化・高度化が放送局のビジネス面においても大いに期待されるところとなっています。
以上のことから、テレビ視聴ログ・データを巡り、各方面で活発になっているメディアログビジネスの最前線を、各方面の専門家を招いて、議論いただきます。
2018年11月5日(月) 14:00~17:30
オンラインとオフラインデータを駆使して 生活者に届ける 最適なコミュニケーションとは |
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14:00 - 14:30 |
「テレビ*デジタルコンテンツの最適解とは」 ◆日テレ&NHK テレビ放送65周年でコラボ特番から ◆スポーツコンテンツ(サッカーW杯、夏の甲子園など)のコミュニケーション戦略 倉又 俊夫氏 日本放送協会 デジタルセンター 副部長 くらまた・としお
1966年生まれ。1989年NHK入局。報道局、衛星放送局、編成局デジタルサービス部などを経て現職。90年代中盤から「SimTV」などの実験的な番組で、テレビの未来のあり方を模索。NHKスペシャル「デジタルネイティブ」や「特ダネ投稿DO画」のネット投稿等を手掛ける。ソーシャルメディアの活用も積極的に行い、現在、「クローズアップ現代」のツイッターやフェイスブック等も担当している。 |
14:30 - 15:10 |
「ライブCMの次!テレビ視聴ログの最新動向」 ◆HAROiDが満を持して提供する新サービスとは ◆テレビ局の次の主戦場になるデータビジネス 安藤 聖泰氏 株式会社HAROiD 代表取締役社長 あんどう・きよやす
1997年 日本テレビ放送網株式会社入社。 2000年前後より 地上デジタル放送、ワンセグ放送の立ち上げやインターネット関連サービスの企画を始めとする放送通信連携サービスに携わる。 2010年 IT情報番組iCon(アイコン)のプロデューサー。同時に第2日本テレビやSNSを活用した企画などを複数実施。 2012年3月 ソーシャルテレビ視聴サービス「JoinTV」を立ち上げる。 2013年 JoinTVを社会インフラに応用し災害対策・高齢者対策に取り組むJoinTownプロジェクトを立ち上げる。 2015年5月株式会社HAROiDを立ち上げ、代表取締役に就任。 |
15:10 - 15:25 |
休憩 |
15:25- 17:30 | パネルディスカッション 「オンラインとオフラインデータを駆使して生活者に届ける最適なコミュニケーションとは」 ~テレビ視聴ログ/データのマーケティング利活用を考える~ パネリスト なくい・たかし
1985年武蔵野美術大学卒業後、味の素に入社、広告部配属。1997年~2002年メルシャンに出向。2003年味の素広告部復職。2008年から食品事業本部アセアン本部バンコク駐在。2013年6月末帰国。その後、広告部制作企画グループ長を経て、2015年7月より現職。 渡辺 智秋氏 ソニーマーケティング株式会社 コミュニケーション戦略部 ADプランニングコンサルタント わたなべ・ちあき
1986年 ソニー株式会社入社。1988年クリエイティブ本部 宣伝企画部に異動。企画制作、広告クリエイティブ、テレビ/雑誌/新聞/インターネットなどの媒体企画、イベント/ショールームの業務を経て、2008年宣伝企画部統括部長。現在、ADプランニングコンサルタントとして社内のコミュニケーションプランニングのコンサルティング業務を行う。 安藤 聖泰氏 株式会社HAROiD 代表取締役社長 コーディネーター 倉又 俊夫氏 日本放送協会 デジタルセンター 副部長 深田 航志氏 株式会社インテージ 開発本部 ふかだ・こうじ
1998年ビデオリサーチ入社。調査部門に配属後、テレビメディアの営業を経て、デジタル部門で、主にモバイルのメディアデータの開発・企画・営業を担当。2016年から、テレビ視聴データと、外部データホルダーとの提携を担当。2017年に日本インタラクティブ広告協会(JIAA)に出向。 2018年 株式会社べらーた CMOに就任後、インテージに加わり、開発本部でテレビメディア、デジタルメディアのアドバイザーとして、商品開発や事業推進に従事。 |
イベント詳細
開催日時 | 2018年11月05日 14:00 |
終了時間 | 2018年11月05日 17:30 |
申込〆切 | 2018年11月02日 17:30 |
定 員 | 無制限 |
参加費 | JMA会員社¥21,600 一般¥37,800 |