事業を成功へ導くための「知」を身につける
清澄な自然と気候に恵まれた、関東随一の避暑地である軽井沢の地で、経営とマーケティングを学ぶ4日間のプログラム。
経営理論を学ぶ座学と実践的な経営ワークショップを組み合わせた体系的なプログラムで、エグゼクティブとして必要なマーケティング・マネジメント力を養います。

ポイント
1. 産学協同の講師陣による講義
マーケティング界を代表する学者とリーディング・マーケティング・カンパニーの経営トップや経験豊富な実務家といった産学協同の講師陣より学びます。
2. ケース・メソッドによる討議
ビジネススクールなどで幅広く活用されている手法を導入し、個人での考察やグループで討議を重ねながら、実務事例をもとに戦略の意思決定力を涵養します。
3. マーケティング・ワークショップ
ディスカッションを取り入れた参加型のセッションです。共通の課題に対して講師の司会により、参加者が少人数のグループで討議します。
コース概要
参加対象
- 企業の部長クラス以上
- 専任実務経験 10年以上
募集定員
30名
会場
軽井沢プリンスホテル ウエスト
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1016-87
受講費用
会員社 1名550,000円 (税込)
一 般 1名660,000円 (税込)
*宿泊費別
講義期間
2025年8月4日(月)~8月7日(木)
プログラム
テーマ
企業経営のためのマーケティング・デジタル・AI講義・ワークショップ
- 基調講演
企業経営におけるマーケティングの役割や考えておくべき理論、実務における展開、経営的な知恵と哲学、現在のマーケティング課題や理論を学びます。 - マーケティングを中心とした経営
経営者の視点から市場や顧客との関係をどう構築し、組織として如何にマネジメントしていけばよいのかを学びます。 - パーパス経営
パーパスの策定は、コーポレートブランディングの基礎として重要視されます。パーパスを起点に事業に落とし込むため考え方を学びます。 - エフェクチュエーション
不確実性が高い市場環境の中で、直観や行動を先行させた「戦略直観型アプローチ」が必要になってきます。理論と事例を学びます。 - ビジネスモデル
事業が市場環境に対応した成長を行えるよう、経営幹部の視点から様々な方策を考えます。異業種やグローバル企業との戦いが増えている中での新たな事業戦略を考えます。 - イノベーション
イノベーションを核とした経営戦略の転換は常に求められます。経営者として新たな価値創造を起こすために何をすべきかを考えます。 - マーケティング・ワークショップ
ディスカッション及びビジネスゲームを取り入れた参加型のセッションです。経営幹部に必要なスキルをアクティブラーニングで身につけます。
講師陣
コース委員長

くろいわ・けんいちろう
1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業。
同年住友商事株式会社入社。2000年同社退職。
同年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。
2003年同研究科後期博士課程単位取得退学。
武蔵大学経済学部専任講師。2013年同教授。
2014年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。博士(経営学)。
著書『なぜ、あの会社は顧客満足が高いのかオーナーシップによる顧客価値の創造』同友館(共編著)他多数。
指導講師

うちだ・かずなり
東京大学工学部卒、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空株式会社を経て、1985年ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。2000年6月から2004年12月まで日本代表。
2006年4月、早稲田大学院商学研究科教授就任。2007年4月から2022年3月まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。
著書『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』日本経済新聞出版社、『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』東洋経済新報社 他多数。

おかだまさひろ
1985年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
㈱本田技研工業を経て、1993年修士(経営学)(慶應義塾大学)取得。ArthurD.little(Japan)を経て
米国Muse Associates社フェロー。1993年Ph.D.(経営学)(オハイオ州立大学)取得、慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師に。助教授、准教授を経て、現在教授。企業と社会フォーラム学会会長

やまだ・ひでお
1981年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。同年㈱三菱総合研究所入社。大企業のコンサルティングに従事。
1989年早稲田大学に移籍。現在に至る。アステラス製薬、NEC、ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーホールディングスの社外監査役を歴任。専門は競争戦略、ビジネスモデル。学術博士(早大)。
著書『成功企業に潜むビジネスモデルのルール』ダイヤモンド社、『競争しない競争戦略』『異業種に学ぶビジネスモデル』日本経済新聞出版社 他多数。

くりき・けい
1966年、米・フィラデルフィア生まれ。
1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(商学)。2012年より神戸大学大学院経営学研究科教授。
専門はマーケティング戦略。
著書に『明日は、ビジョンで拓かれる』『マーケティング・リフレーミング』(ともに共編著)、『マーケティング・コンセプトを問い直す』などがある。

きむら みよこ
1988年にプラス株式会社入社。1993年プラスの新規事業としてアスクルをスタート。
2010年アスクルBtoCサービス立上げのためアスクルBtoCサービス立上げのためのアスマル代表取締役社長に就任。2017年にアスクル取締役CMO執行役員BtoCカンパニーライフクリエイション本部長兼バリュー・クリエーション・センター本部長に就任。2022年株式会社キングジム取締役常務執行役員開発本部長に就任。
2024年9月に代表取締役社長に就任

せだ・しんご
一橋大学商学部を卒業後、アクセンチュア㈱Human Performance Group(現Strategy Group)にて業務プロセス改革などの複数のプロジェクトに従事。
2008年「教育を通じてより良い世の中に」掲げ、学校や企業に対して体験・体感型の教育プログラムを提供するウィル・シードに参画し、営業・商品開発や研修講師、組織開発プロジェクトの推進や同社のマーケティング責任者などを経験し、代表取締役に就任。

せきぐち・あきゆき
総合電機メーカーに入社後、複数のBtoB製造企業において、グローバルマーケティング、デジタルマーケティングを牽引。2018年10月より、現在のパナソニックコネクトにて、デジタルマーケティング、事業マーケティング、デジタルカスタマーエクスペリエンスによる企業改革を断行中

かじ・よしみつ
富士銀行、広告会社を経てケロッグ経営大学院MBA修了。日本コカ・コーラ、タイム・ワーナー、ソニー・ピクチャーズ、日産自動車、オリ・パラ招致委員会、等を経て首相官邸国際広報室にて震災対応、ソーシャル・メディア、ダボス会議、クールジャパン、観光政策等を担当。その後アクセンチュアにてブランディング、働き方改革、SDGs統合プログラム、地方拡張等を担当。現在は“創造あふれる世界を、AIと共に”をパーパスにシナモンAIにて、都市と地域創生の未来について鎌倉市役所にて活動中。観光庁マーケティング戦略委員。読売新聞マーケティン賞審査委員長。世界平和経済人会議ひろしま特別顧問。共訳・共著“戦略の経済学”等。