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㈱ジャパン・マーケティング・エージェンシー

㈱ジャパン・マーケティング・エージェンシー

株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
企画部 マネージャー シニアディレクター

森木敬太さん

株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
総務部 マネージャー

冨重悟郎さん

今回は、マーケティングリサーチを主軸に、データの提供から分析・提言までを一気通貫で手がける、株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシーの皆様にお話を伺いました。

Q. 貴社の事業内容や、人材育成の特徴について教えてください。

冨重さん
冨重さん

当社はマーケティングリサーチを主軸とし、企業の意思決定に資するデータの提供から分析・提言までを一気通貫でおこなっております。単なるデータ収集にとどまらず、課題抽出から施策提案まで踏み込む「実務に活きるリサーチ」に強みがあります。クライアントの業界も多岐にわたり、多様なマーケティング課題に触れられる点も特徴です。

人材育成の面では、「データを扱えるだけでなく、マーケティング全体を理解し、提案できる人材」の育成に力を入れています。分析スキルだけでなく、課題設定力や仮説構築力、そして分析結果をもとに課題解決につながる提案を説明する力の強化を重視しています。

Q. マーケティング検定を導入した背景・目的を教えてください。

冨重さん
冨重さん

リサーチ業務に携わる中で、マーケティング全体の体系的理解に人によってばらつきがあることが課題でした。個々の業務経験に頼るのではなく、共通言語としてのマーケティング基礎力を全社で底上げしたいと考えたことが背景です。

目的は大きく2点あります。1つは、社員のマーケティング理解を標準化すること。もう1つは、分析結果をより「活用される提案」に昇華できる力を高めることです。単なる作業者ではなく、クライアントの意思決定に貢献できる人材の育成を目指しております。

Q. マーケティング検定を選んだ理由・決め手は何でしたか。

森木さん
森木さん

「名は体を表す」という言葉がありますが、弊社の社名は「マーケティング・エージェンシー」です。これは「マーケティング視点でご提案ができます」という宣言をしているようなものですので、マーケティングについての体系的な知識の習得は必要不可欠ということもあり、マーケティング検定が最適だと思って決めました。

また、日本マーケティング協会様は、野球団体に例えるとMLBのような存在ですので、弊社的には一択でした。ちなみに、私は30年ほど前に協会のマーケティング・ベーシックコースを受講しておりますが、その時から一択でした。

Q. どのような部署・職種の方に受験を推奨されていますか。また、社員研修全体の中での位置づけを教えてください。

冨重さん
冨重さん

マーケティング視点はすべての職種に必要だと考えており、基本的には全社的な取り組みとして、一律に幅広く受験を推奨しています。その中でも、クライアント企業と接点を持つ企画部門では、若手社員にはマーケティング検定3級の合格を推奨しており、ディレクター職への昇格にあたっては、マーケティング検定2級の合格が求められます。

研修全体の中では、マーケティングの基礎力を体系的に習得するための「土台」として位置づけています。OJTや実務経験と組み合わせることで、知識と実践の両輪で育成を進めています。

森木さん
森木さん
受験を通じては、“試験のための試験”で終わらせるのではなく、得た知識を実践において有機的に結び付けて、どんどん経験を積み上げていって欲しいと思っています。実際、データサプライヤーにとどまらずコンサルテーションまで求められるクライアント様が多いため、調査のご報告会などの場面で、その力が発揮されています。

Q. 学習や受験準備はどのように進めていますか。社内でのサポートや工夫があれば教えてください。

冨重さん
冨重さん
学習の進め方は、基本的には社員一人一人に任せています。公式テキストをベースに、業務の合間を縫って準備をしているようです。モチベーション向上の工夫としては、社内報での合格者の共有と称賛、受験費用の補助、合格者への報奨金制度などを行い、前向きに取り組める環境づくりをしています。
森木さん
森木さん
また、学習のサプリとして、eラーニングの動画講座の活用や、若手社員を中心としたマーケティング本の読書会なども定期的に行っております。

Q. 受験された社員の皆様の感想や、実務での効果・成果はいかがですか。

森木さん
森木さん

私自身、マーケティング検定3級・2級に合格しておりますが、30年ほど前に受講したマーケティング・ベーシックコースと比べると、内容がかなりアップデートされていると感じました。マーケティングは「今日の答えが明日の答えになるとは限らない」、つまり絶対的な正解はないということ、常に新しい情報・知識を吸収する必要があることを再認識させられました。

体系的にマーケティングを学習することのよい点として、我々の本業であるマーケティングリサーチは「売れる確度を高めるためのスキーム」と言われますが、それがマーケティング全体の中でどのような仕事をしているのか、いわば森を見てから木を見るように全体像を把握できることが、まず勉強になると思います。

そして実践においては、リサーチ視点にとどまらず、マーケティング視点という広い視点でクライアント様にご提案ができるようになることが、1番の効果・成果だと思っています。また、広い視点で考えられるようになると、仕事がとても楽しくなります。一方で、成果には時間がかかるものでもありますので、経験を積み重ねながら、中長期的なスパンで成長を促していくことも同時に重要だと考えています。

Q. 受験を経て、どのような人材像になることを期待していますか。

森木さん
森木さん
個々のマーケティング知識を高めていくことはもちろん大事ですが、弊社のVision(私たちがあるべき姿)は「英知と感性をつなぎ、いつの時代も想像を超える価値を紡ぎ続ける、渋谷育ちのプロフェッショナルチーム」です。属人的にならず、会社全体がひとつにまとまり、チームとして機能することが1番大事だと思っています。そして、そのチームワークにより、100年、200年と続くような会社になってもらいたいです。

Q. 貴社ホームページに「Advanced Marketer在籍数」を掲載いただいていますが、その経緯や狙いを教えてください。

森木さん
森木さん

弊社にとって“マーケティング視点でご提案する”ということは、コアコンピタンスのひとつであり、重要な会社の経営資源です。この力を高めていくことは、企業ブランド価値、すなわち知的財産としての価値を高めることにつながります。「Advanced Marketer 12名在籍」という掲載は、マーケティング視点でご提案できることへのエビデンスになると考え、掲載させていただきました。

Q. 今後のマーケティング人材育成のお考えや、日本マーケティング協会への期待をお聞かせください。

冨重さん
冨重さん
今後は、現在取り組んでいる基礎力の底上げに加えて、個々の得意分野を伸ばしたり、より上流の戦略レベルの仕事もできる人材を増やしていければと思っています。
森木さん
森木さん

協会様には、マーケティングを中学・高校から学習する科目として導入することを、ぜひ国に進言していただきたいです。マーケティングを体系的に早期教育することにより、①若年層のマーケティングスキルが底上げされ、マーケッターの裾野が広がる、②それにより世界をリードするような新しいビジネスモデルが創出される、③その結果、好景気になり経済的に豊かな国に復活する、と考えています。野球も裾野が広いからこそ世界のトップ選手が生まれるのと同じで、マーケッターの裾野が広がれば、世界に通用するマーケッターが生まれるはずです。

マーケティングの本質は市場(顧客)を創造することであり、考えるだけでなく行動に移すこと、まさに「やってみなはれ」の精神です。ブランド戦略とこの精神を若いうちから学んだ世代が増えれば、世代間のギャップを埋め、日本の国力アップにもつながると思っています。私もあと数年で定年ですので、なるべく早いうちに種をたくさんまいておきたい。そんな思いでお話しさせていただきました。

チェック㈱ジャパン・マーケティング・エージェンシーについて

コーポレートサイト
https://www.jma-net.com/
社名
株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
代表者
代表取締役社長 宮沢 弥栄子
就業者数
82名
事業概要
マーケティングリサーチを主軸に、企業の意思決定に資するデータの提供から分析・提言までを一気通貫で提供。「英知と感性をつなぎ、いつの時代も想像を超える価値を紡ぎ続ける、渋谷育ちのプロフェッショナルチーム」をVisionに掲げ、課題抽出から施策提案まで踏み込む「実務に活きるリサーチ」でクライアント企業の成長を支援します。
(2026年6月23日現在)
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